こんにちは、西条です。
『縄痕にくちづけを』へ感想を賜りましてありがとうございます。どれも大変うれしく美味しく拝見しております。
では、またまたお礼と、質問に答えていきたいと思います。
加筆すごい
心情や行動への裏付けが明白になった視点人物の変化でより深く知れた
結衣子には稜、瑛二には遥香じゃなきゃ駄目ってわかった
ありがとうございます! むしろこれまでが不親切すぎたと反省しきりでございます!
ほんとよくぞこれで読む気になってくださったというもの……。
初見さんでもわかるよう、を心がけたのもあり、整理整頓して余分を排除、そして加筆、視点人物ごと変えてノイズも排除……としていきました。実質新作です。まじで。
今回がんばった箇所は特に「結衣子には稜、瑛二には遥香」でした。
でもどうだろう。15章の冒頭が不親切との意見も賜ったのでちょっと自信ないです。
謝れるまできっちり追い詰めてくれるのは優しさ
ふあ! ここに気づいてくださるのはとてもうれしい!!
そうなのです。紛れもなく「結衣子へ踏み込む」と決めた稜の優しさですね。
麻でも書いていますが、たぶんね、プレイ中や緊縛中に責められて咄嗟に謝っちゃう方、いらっしゃるはず。
契機のショコラ改め、期待している愚かな師匠について
展開をがらっと変えちゃった本作、好評すぎて笑っております。ありがたい限りです。
変えた理由は、『結衣子と瑛二は互いに戦友として歩んでいく』とでも言いましょうか。ここへの境地は、やはり女王と縄痕をきちんと書いたからこそたどり着いた場所でもあるし、のちにつながる追憶へのバトンにもならなきゃいけなかった。
女王の番外はカナとノットメンバーの話だったので、こっちはルカというのもいいバランスになりましたね。
発売ラッシュへの心配のお声
お心遣いありがとうございます。痛み入ります。ですがやはり今書かねばならないものがたくさんあるので、心から休まるということはそうそうなさそうです。
出せるものは積極的にいろんなかたちで発信しますので、どうぞお好きについてきてくださいね。
作中で出てきた歌のモデルは?
おおっ、これもうれしいお問い合わせ♪
こんな曲がモデルだとどこぞのニュースやらなにやらでぺろっと暴露した気がします。私のシュミ全開となりますため、お気をつけください!
・売上計上中に聴く曲など
MAN WITH A MISSION/database
https://www.youtube.com/watch?v=d2Kj7YybM5o
ポルカドットスティングレイ/テレキャスター・ストライプ
https://www.youtube.com/watch?v=3ad4NsEy1tg
ACIDMAN/World Symphony
https://www.youtube.com/watch?v=dTI4wzxNHRw
・「新譜?」とやり取りのあったCDアルバム
[Alexandros]/EXIST! (話を構想していたのが2017年なのでちょい古い)
・アトリエで結衣子が口ずさんだ歌
ポルノグラフィティ/アゲハ蝶
https://www.youtube.com/watch?v=zQq_cgH5_AI
言わずもがな。
・カナと小春が唄った歌
Whiteberry/夏祭り
https://www.youtube.com/watch?v=AZRR01YOKcM
これも言わずもがな。
・結衣子と稜がお昼寝中、遥香乱入時に聴いていた曲
[Alexandros]/ムーンソング
https://www.youtube.com/watch?v=FU5FxTP1cpw
・結衣子(@車)と稜(@アトリエ)が口ずさんだ曲
[Alexandros]/Kiss the Damage
https://www.youtube.com/watch?v=W0nUoJdecXs
Kiss the Damageは、縄痕のイメージソングでもあります。縄痕の英題、『Kiss the Marks』もここからいただきました。曲調しかり、音程しかり、早口英語な歌詞しかり、いろんな意味でエグい曲です。
あなたの抱える傷にキスを、的な歌詞となってます(雑)。傷口が露わになり血は流れ、心も躰もズタボロ、それでも叫ぶように高らかに歌い上げるメロディが、なんとも物悲しく美しい。
稜「……ワンオクとかサカナとか好きなんですか」
結「運転中にちょうどいいからね。もしかして好き?」
稜「まあ、Jロック全般聴く方ではあると思いますけど」
結「おすすめある? こんな感じの、こう、ぐわーってくるような曲が好きなの! ドドドンってしたのも好きだし、なんか自然とタカタンってリズム取っちゃう曲とか、……わかるかしら」
稜「……」
きっと上記みたいな会話があったと思います。
感想、Amazonの星評価、その他あらゆる応援をいただき、ありがとうございます。
ちょっと仕事で疲れたとき、執筆で詰まったとき、なんとなく自信がなくなったとき、改稿中や書籍関連作業の息抜きなど、さまざまなシーンで読み返しては、『がんばるぞー』っと気合いを入れさせてもらっております。
読まれた分=売上というシンプルに突きつけられる現実のさなか、皆さまの直接的なお声は一番響く。実際いただいた感想を読んでいるときも、どくどくと高鳴ってくることがあるのですよ。
またなにかございましたら、Twでもどこでもお気軽にお尋ねくださいませー!
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